東京湾地震について 2011/11/24

11月23日は東京湾で比較的大きい地震がありました。15時23分のM4.0の発生位置が下記断層体なので気になります。ただ今回は深さが約100kmもあるので関連しないかも知れません。今後深さが10-20kmに変わるようであれば心配です。地震計を確認しても今後活発になる気配はありませんが念のため。

三浦半島断層群主部武山断層帯 マグニチュード 6.5(Mw)
確率モデル BPT
平均発生間隔[年] 1750.0
最新活動時期[年前] 2105.0
30年発生確率[%] 8.36
50年発生確率[%] 13.6

発生時刻: 11月23日 15時23分
震源地: 東京湾
位置: 緯度北緯35.2度
経度東経139.7度
震源: M4.0
深さ: 約100km

発生時刻: 11月23日 3時54分
震源地: 東京湾
位置: 緯度北緯35.6度
経度東経140度
震源: M3.3
深さ: 約90km

前兆現象を確認したところ、半日から1日前の前兆で良く発生する非メタン炭化水素(NMHC)値が近くの横須賀で高くなっていました。ピーク時間11月22日 18時2.82ppmCと言うことで、1日内になります。
実績が少ないので、非メタン炭化水素(NMHC)値が信用できるかと言うと研究不足です。非メタン炭化水素(NMHC)値を前兆として信頼すると明日静岡県富士宮市周辺で地震が発生することになりますが果たして。


さて、広島県北部の余震ですが今日、地震計を確認したしたところ収束には向かって無いです。今後もM5クラスの発生もあると思います。

研究ラボ:
AQUA-TERRA[MODIS]衛星画像 の映像の欠損位置が地震の前兆といて使えると言いますが、あまり当たったことが無いのとエリアが広いので、参考にしていません。しかし、みんなの遊動コンパスチームの様にクロスラインの位置を地震位置として割り出すと、精度が上がるのではないかと考えました。
下図は2011/11/22の欠損位置です。このクロスラインは大阪-和歌山を中心とするエリアです。2-4日後に地震が発生することになりますが、果たして。