千葉県東方沖から千葉県北東部へ 2012/05/02

ここ1週間の千葉県銚子付近の地震の傾向は、千葉県東方沖から千葉県北東部へと移行している様だ。
主な地震としては、2012年4月29日 19時28分頃 M5.8 深さ約50kmが発生した。
これは何を意味するのか?

東日本大震災の余震エリアが海洋では無く、陸側へ南下している様にも思えるので、このエリアの過去の地震を調査してみた。
丁度良い情報が、気象庁の「1月29 日 千葉県東方沖〔千葉県北東部〕の地震」に有った。http://www.seisvol.kishou.go.jp/eq/gaikyo/monthly200901/20090129chiba-toho.html

この記事によると、このエリアは地震多発エリアの様である。発震機構は東西方向に圧力軸を持つ逆断層型であり、太平洋プレートとフィリピン海プレートの境界で発生する様である。
1923 年8月以降、今回の地震震源付近(領域d)では、M6.0 以上の地震が11回発生しているが、M7.0 以上の地震は観測されていない。
ただ2005年には1,2ヵ月間隔ででM5以上が3回発生した年もあり、少々心配では有るM7.0 以上の確率は無いので安心した。

さて、長野の大イオン異常はこのところ続いている。千葉の異常を捉えているのか、遠くの硫黄島の影響を捉えているのか解らないが、とにかく動いている。

しかし、柿岡の地磁気計は死んだように静かだ!(4月30日のグラフ)こんなに安定しているのは久しぶり。

今日は揺れない一日になるだろう! であって欲しい...