長野県-山梨県間  糸魚川−静岡構造線断層帯 南部 震源とする M7.3クラス想定 2011/9/4

今日も日本の揺れが収まらない。さらに太陽風の影響で、一時的に−12nT前後の非常に強い南向き磁場を受けました。現在も−5から−7nT前後が続いている。

下記が、今日の宇宙天気情報の抜粋。
NICT 今日の宇宙天気情報(日報:2011年09月03日 15時00分 (JST))】

地磁気活動

地磁気活動は静穏でした。
太陽風速度は、2日22時(UT)頃から3日3時(UT)頃にかけて、かなり低速な280km/s前後から通常速度の400km/s付近へ緩やかに上昇しました。
この間、太陽風の磁場強度は、弱い4nT前後から強い15nT付近へ上昇し、磁場の南北成分は一時−12nT前後の非常に強い南向きとなりました


柿岡の地磁気も滅多にお目にかかれない乱れ。D値が安定していたのが救いだった。

この影響もあり、全く動きがなかった東海沖、東南海の地震計も乱れがあった。これからこちらも観察が必要な状態となります。

さて、9月1日では平穏なエリアが、経った4日で一転した。当初中央構造線の上の危機を訴えて来たが
状況が悪化したことで、震源箇所が見えてきた。
私の判断で危険と思われるランクをたててみた。(マグニチュードは過去データより)

非常に危険:
長野県 長野高遠 (ながのたかとお) 観測点:糸魚川−静岡構造線断層帯 南部 M7.3クラス
山梨県 早川北 (はやかわきた) 観測点:糸魚川−静岡構造線断層帯 南部 M7.3クラス
山梨県 芦安 (あしやす) 観測点:糸魚川−静岡構造線断層帯 南部 M7.3クラス
山梨県 北杜白州南 (ほくとはくしゅうみなみ) 観測点:糸魚川−静岡構造線断層帯 南部 M7.3クラス

危険:
静岡県 静岡黒俣 (しずおかくろまた) 観測点:東海地震エリア M8クラス
静岡県 畑薙 (はたなぎ) 観測点:東海地震エリア M8クラス
和歌山県 和歌山古座川 (わかやまこざがわ) 観測点: 南海地震 M8.4クラス
愛媛県 愛媛丹原 (えひめたんばら) 観測点:中央構造線断層帯石鎚山脈北縁西部−伊予灘 M7.4クラス

やや危険
山梨県 山梨下部 (やまなししもべ) 観測点:曽根丘陵断層帯 M6.8クラス
三重県 三重紀北 (みえきほく) 観測点:東南海地震 M8.1クラス

なお、東海、東南海エリアの海に設置してある地震計は、少ない乱れはあるもの安定状態ですので、
直ぐに海溝型の地震が起きるとは考えにくいです。
非常に危険なエリアに糸魚川−静岡構造線断層帯 南部 が4箇所もあり、ここの活動は間違い無いと確信した。

よって、次に起こる大型地震は、
長野-山梨県糸魚川−静岡構造線断層帯 南部を震源とする M7.3クラス想定する。
問題は何時発生するかである、早ければ、9月5日、遅くても9月中と予想する。

それが発生すると、東海、東南海、南海地震の3連鎖が始まるのでは無いか危惧している。
一つ付け加えておくと、東北地方太平洋沖地震の余震エリアは、当方の調査外だが、地磁気の乱れから近日中に大きな地震が発生すると思われるので、注意してください。