1週間程度 注意を要する太陽活動になりそうです 2011/9/25

地震のトリガー(引金)になりやすい、太陽フレア活動ですが注意を及ぼす活動領域が現れました。

活動領域1302は、黒点の広がりも大きく、磁場構造がやや複雑な形状をしています。現在太陽の左端に位置しているため大きなフレアが発生しても影響が地球を外れ、直接的な影響は少ない状況です。
しかし、このポイントは急成長を進めながら次第に太陽の中心に近づきます。その際にMクラスやXクラスフレアが多く発生することになり、フレアによる地磁気への影響が有りそうです。今後、1週間程度は1302ポントに注意しなければなりません。


■本日/昨日における活動領域(黒点群)
領域番号、位置、面積、黒点数、黒点群のタイプ、磁場構造
1302  N13E59  840/480  10/ 2  Ekc/Eki  βγ/βγ










1302は、24日にX1.9およびM7.1の大きなフレアを発生させました。これらの地磁気への影響力の発表は宇宙天気情報からはまだ無いです。








図:MクラスやXクラスフレアが起こっても地磁気への影響は現時点では少ないです。しかし、プロトン粒子フラックスは大荒れ。今後、1302が太陽センタで発生させる大フレアには、地球は避けられないでしょう。

1302が太陽センタ付近で、大フレアを発生させ南向き磁場に影響を与えることを仮定し、日程を分析すると9月26日〜10月1日が地震の警戒日となりそうです。