長野県・松本 イオン濃度異常 2011/10/23

22日長野・松本測定値において、下記のとおり、イオン異常値が観測されました。大変大きな規模です。

前兆内容:イオン濃度異常値
日 時: 2011年10月22日6時〜12時頃(ピーク10時頃)
測定点: 長野県・松本
測定値: 大イオン濃度<5分間平均値> 最大44,815(個/cc)
風向き: そらまめ君 松本測定所情報

日付時間|風向きm
2011 10 22 12|北北西 3.3    
2011 10 22 11|北 2.3    
2011 10 22 10|西北西 2.4    
2011 10 22 09|西南西 1.3    
2011 10 22 08|南西 0.6    
2011 10 22 07| 南南東 0.6    
2011 10 22 06|静穏 0.2


風向が安定しないのにも関わらず高い値を出していることから、真下の長野県のイオン濃度異常値と判断して良いでしょう。ピークの時の10時と判断すると西北西で有ることから、10月5日にM5.1を記録し今も小地震が続いている長野県北部が無難な線でしょうか。

周辺地震計を確認したところ、兆候となる波形は見られませんでした。F-net広帯域地震計では、22日の3時に大きな波形を日本全土で捉えてます。この値を想定すると10月22日 2時57分、南太平洋でのM7.4の揺れが遅れて到達したと考えられます。その影響が今回のイオン濃度のトリガーになったと想定されます。また日本全土で揺れを捉えたため、3日後まで日本全土で地震の発生が多くなると考えられます。

通常想定
震源:長野県
クラス:M5-6クラス発生時期:10月23-24日注意日/10月25-29日警戒日/11月5日まで注意日、それ以降は収束とします。
なお、長野県は、地盤が硬い様なので大きな震度の広がりは無いと思います。